5月28日の『葉っぱの四季 フレディ』お稽古には、なんと、
原作の日野原重明先生がいらっしゃいました!
その日は、参加希望者のための見学日でもあったので、
3名の見学者がお稽古の様子を見学中。
また、翌週には別演目での姫路公演が控えていたので、
本番直前と言ってもいいくらいのタイミング。
そのため、お芝居の練習のほかにも、衣装合わせ、音楽の確認、
宣伝用映像の撮影など、やることが目白押し。
忙しいながらも、活気に満ちたお稽古が進行していました。
そんな中、時間通りに、日野原先生がお稽古場にきてくださいました!
先生は爽やかなグレーの背広で、さっそうと登場。
メンバーたちに激励の言葉をくださると、椅子にすっと腰掛けて、
台本に目を通しながら、後半の通し稽古をご覧になりました。
わたしたちが練習場所にお借りしているのは、普通サイズの教室です。
前に座る先生と、とっても距離が近いのです。
しかも今日は、先生を取材するNHKの取材班が入っています。
キャストたちは、最初は若干緊張していた様子ですが、
すぐに熱のこもった演技が始まりました。
とっても豪華なことですが、最後の合唱のシーンでは、
日野原先生に出演していただくことになっています。
(6月28日(火)お昼の回に限り)
その練習ということで、先生にも合唱シーンにご参加いただきました!
突然のお願いでしたが、先生は軽いフットワークで出演者の真ん中に登場されると、
楽譜を手に、指揮を振りながら、いきいきと歌っておられました。
賛美歌「丘の上の教会へ」の明るく、弾むような美しいメロディ。
オリジナル曲「いのちはめぐる」の心に染み入る音楽、日野原先生の想いの込められた歌詞。
そしてキャトル・リーフのみんなと、日野原先生が、笑顔で一緒に歌っている・・・
通し稽古を観ていたスタッフの中には、その様子に思わず涙してしまう人も。
キャストたちも、感激の中、通し稽古が終了しました。
そして、日野原先生から、ダメだしをいただくことに。
「いのちのことを伝える芝居なのだから、もっと顔を上げて」
「台詞を言う時にもっと動きを大きく」
「このシーンでは、こちらでダンスを入れて・・・」
先生は、通し稽古の最中、台本にメモ書きをしながらきちんと見てくださっていて、
厳しくも的確なアドバイス、明確な演出指示が飛びます。
特に、ご自身も演じたことがある「哲学者」のお芝居には
細かい注文がつき、演者も真剣な表情で先生の演出指示を受けていました。
こうして、あっという間に一時間が経過しました。
今回のお稽古では、まだまだ完璧とは言いがたい状態ではありましたが、
先生から、「これは良い公演になるよ」と温かい励ましのお言葉をいただきました。
大切なのは、いきいきとした「いのち」を表現すること。
先生のこの作品に対する想いを、全員がしっかりとハートで受け止めました。
本番直前の一時間、とても意味のある、貴重な時間でした。
本番まで、時間はあまりないけれど、、
キャトル・リーフのメンバーのチームワークと底力を信じて!
6月12日の長野県松本市での公演に向けて、更にブラッシュアップし、
6月28日の東京公演を迎えたいと思います。
(日野原先生の出演は、6月28日14時半〜です!)
まだお席に余裕がありますので、チケットのお求めは、
キャトル・リーフへご連絡ください。お取り置きさせていただきます。
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ご希望 昼14:30開演 or 夜19時開演
枚数 大人( )枚×2500円 ・ こども( )枚×1500円
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by:田中(プー)
キャトル・リーフの脚本・演出担当
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