お稽古
- 2017.07.11 Tuesday
- 09:14
木枯らし1号も吹き
冬の寒さが身にしみる今日この頃ですが、パベルのお稽古は熱く始まりました。
43期ケイティです。
バベルのテーマソングの「ありがとう」も暖かい歌で大好きです。
歌と言えば最近、歌って本当に力を持っているなあと感じています。
私の母は脳出血の後遺症と認知症も進み、いつも側に居る父の事しか分からないようになっていました。
ある日入居している老人ホームのスタッフの方がギターを弾いてみんなで歌う時間があり、
私も一緒に歌うと母も好きな歌は2番の歌詞までしっかりと歌います。
それは嬉しそうにとても楽しい時間でした。
その母が再度脳出血を起こし目をぱちくりするだけで話も全く出来なくなりましたが、
ある時病室で姉が母の好きな歌を歌うと、姉を見つめて一緒に歌うように唇を動かすというのです。
次の日私も歌ってみると、明らかに反応しました。歌うような仕草はありませんでしたが、
島倉千代子のモノマネ(大して似てませんが..,..)しながら歌うと笑うような喜ぶような表情になりました。
歌って素敵ですね!
かつて私も、否定的な自分にそのままでいいよと肯定してくれる歌に出会い元気と勇気をもらいました。
歌って、人を癒したり慰めたり元気や勇気を与えられる素晴らしい力を持っていると実感する出来事でした。
安心して下さい!
今、母は個室に入っているので、外に漏れない位の声で歌っています。
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ケイティ43期
12月が近づくと大掃除をしなくちゃいけない
という強迫観念にとらわれます
今年は必ず障子を張り替えないと.....
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キャトルでは、いのちのミュージカルを準備中です。台本を、演出家が一人でつくるのではなく、色々と意見交換を重ね、それを反映する機会が今回の合宿でした。
合宿は筑波山近郊の公共施設で、たっぷり13時間超稽古をしつつ、テーマ、セリフ、音楽、ダンス、しぐさなど意見交換を重ねることができました。
ところで、「死生学」ってご存知でしょうか。最近、臓器移植や体外受精、小学生の自殺、過労死、認知症と健康長寿、等々人生と死について、話題となっております。キャトルがお世話になっている、日野原重明先生は、「よく生きるということは、健やかに生き、かつ、よく(健やかに)死ぬこと」と、おっしゃっています。合宿では、葉っぱのフレディを思い出すという方もおられました。私は、最近の入院で、人生を考える機会があったため、「どう生きるか」という言葉が、従来にも増して私には重要になっています。そのためか、今回のお話は、私には非常に心に迫るものがありました。
キャトルでは、これまで高齢の方や障害を持ちの方に公演を勧賞して頂いてきました。それは、元気な若いお客様との出会いでは得られない感動を演ずる側が頂く場でもあります。皆様の笑顔から、励ますつもりが逆にエネルギーを頂くこともありました。それは、年齢、体調、その他の条件の中でその人らしさを発揮する命の輝きなのです。日頃の公演でこうした体験を得ている私達にとって今回の公演はこれまでとは別の形で、生と死というテーマに向き合う公演です。
こうした難しいテーマでありますが、キャトルだからこその問題提起、その誕生の場面を体験することが出来ました。素晴らしい合宿でした。どういう演目に仕上がるか楽しみです。乞うご期待ください。
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ホド
今年、キャトルに入りました。
素晴らしいキャトルの一員に、なれて喜んでおります。
仕事は、障害をお持ちの方の就職のお手伝いに携わっております。
ぶきっちょで,理事長さん、演出家理事さん、先輩の皆様にご迷惑をおかけしています。
どうも相済みません。
でも、気持ちは一生懸命です。
今に、謙さん、としさんという大先輩に続き
シルバーエンタイテイナーを目指したいと思います。(60代後半男性です)
そんなわけで、今後とも、宜しくお願いいたします。
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