本日ブログを担当いたしますぐっちです!
今年も残すところあと一ヶ月ちょっと。
キャトルも今月末の赤羽東口病院公演が2019年最後の公演となります。
今年は昨年に引き続き、年明けより「きみのいのち ぼくの時間」を上演。
そして、5年ぶりに「ミシン・ガール」も上演いたしました。
「ミシン・ガール」は2009年初演、2014年にリバイス版を上演した作品。
リバイスするたび、演出、衣装、振付、音楽など、生まれ変わっている
ところがたくさんあります♪
ありがたいことに、初演から今年の上演まで、全てのバージョンをご観劇くだ
さった方もいらして、「あの部分変わったねー」と言っていただけるととても嬉しくなります。
私の母も、全バージョンを観劇したうちの一人。
何と、2014年版は私は一度も参加していないのに、「台本が変わったなら観たい」と足を運んでくれました。
子供の頃から舞台が大好きで、部活や習い事で舞台に立ってきましたが、客席には常に母の姿がありました。
キャトルに入ってからも、ほぼ全ての会場に観に来てくれています。
キャトルが初めて姫路公演をした際、客席に母の姿を見つけた時は、キャトルメンバーも
「わが目を疑った・・・」と言っていましたが、娘の私が一番びっくりでした。
その後も毎年の姫路公演や、2013年に公演させていただた青森まで、新幹線に乗って登場。
とあるメンバーは「同じマンションの違うフロアのおばちゃんと同じくらい、
ぐっちのお母さんを見ているかな」と言っていました笑
私にとって、客席に母がいることは子供の頃から当たり前の光景。
でも、これは決して当たり前のことではなく、母がこうして応援してくれているから、
私はこの活動を楽しく続けることができています。 どれだけ感謝してもしきれないことです。
「ミシン・ガール」の中で、女工達が団結し、みんなで衣装を作ろうというナンバーがあります。
歌詞には、夢を叶えるために必要な言葉がたくさん並んでいます。
明るいナンバーですが、これを歌い踊るたび、いつも涙が出そうになります。
夢を叶えるために頑張るのは自分自身。
でも、個人プレーになることって、きっとほとんどなくて、夢は、様々な人の思いが紡がれ、
形になるものだと思います。
人が人を思う気持ちは、思い描いた未来を形にする一番の力。
応援してくれる存在、ともに頑張る存在・・・
そうした自分にとって、かけがえのない存在があるからこそ、前を向いて、
思い描いた未来に向かって歩いていくことができます。
「ミシン・ガール」は、そんな気持ちをあらためて噛みしめることができる作品。
お客様にお一人お一人にそのメッセージが響き、心に残る時間を過ごしていただけますよう、
大切にお届けしたいと思います。
年明けも様々な会場で上演させていただく予定です。
公演案内はHPに掲載しております。
http://quatre.info/
是非いらしてくださいね♪
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ぐっち(11期生)
平日は医療系行政の職場で働く
キャトル15年生。
宝塚とモノムジカのステージが大好き。
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